2026/01/22
『病は気から』
この言葉はただのことわざでしょうか?
それとも、実はHAPPY LIFEをおくる為に必要な教訓なのでしょうか?
皆さま、こんにちは。
トータルバランス美容プランナーの小原 木聖です。
今日は冒頭の内容について、脳と神経の側面から検討してみたいと思います。
頑張り屋女子/女性にとって、何かしらの『心の美容液』になれば幸いです。
さて、皆さまは、自分の感情に耳を傾けてあげていますか?
(ちなみに、言うまでもなく『自分の感情に耳を傾けること』と『感情を抑えられない人』では意味が違ってきます。お間違いなく!)
「私より、〇〇さんのほうがもっと頑張っている。これくらい平気!」
頑張り屋さんが持つ強い意志はとても素敵なことですが、倒れるまで頑張り続けてしまうのはいけません!
「そんなに頑張っているつもりはないんだけど…」
頭ではそう思っていても、よく考えてみると、最近身体に不調はありませんか?
ずっと頭痛が続いていて、ついつい鎮痛剤に頼っているなんてことはないでしょうか?
実は、私たちは『理性と本能』のアンバランスによって、 頭痛や他の不調を起こしていると言われているのです。
私たちの脳は、大きく分けると
「理性を司る大脳新皮質」
「感情と記憶に関わる旧皮質」
「本能・情動に関わる古皮質」
という3つの働きに分類できます。
この3つの脳のエネルギーの向かう方向性の違いが、日常のストレスによる不調に深く関わっています。
大脳新皮質は、言語・計画・判断・理性などを担当する領域です。
ここではエネルギーが 「先を読む」「制御する」方向に向かうため、思考は未来志向に向かいます。
旧皮質は、新皮質(理性)と古皮質(本能)をつなぐ橋渡し役のような存在です。
主に担当しているのは、感情の処理、記憶の形成、過去の経験からの学習、人間関係の感情反応などです。
古皮質は本能的な反応、感情やストレス反応を司る領域です。
ここでは、エネルギーが「安全確保」「危機の回避」に向かい、瞬間的な反応」を引き起こします。
では、なぜ理性と本能のエネルギーがぶつかると頭痛が起きるのでしょうか?
現代人は、常に未来思考・計画・理性を使いながら生活しており、それが過度になると古皮質での本能的な安全確保の信号とエネルギーの方向性のズレが起きてしまいます。
この向かう方向が真逆のエネルギー同士の衝突が、頭や首の筋肉・神経を緊張させ、頭痛として表れてしまうのです。
さらに、旧皮質のエネルギーは、『過去の経験に向かう』という特徴があります。
旧皮質が過剰に働くと、
・考えすぎる
・反芻思考(同じことを何度も思い出す)
・過去の失敗を引きずる
・不安が止まらない
という状態になりやすくなります。
これらはすべて、身を守るための学習機能として本来はとても重要な働きです。
しかし、新皮質(未来思考)と古皮質(安全確保)の間で旧皮質が感情の交通整理をしきれなくなると、負のスパイラルに陥ってしまいますね。
現代人の脳では、
新皮質 未来・計画
旧皮質 過去・記憶
古皮質 今・安全
この 3方向のエネルギーが同時に引っ張り合う状態が日常的に起きています。
『病は気から』ということわざがありますが、この言葉は本当だったんですね。
なんと、2020年のAMEDの研究では、ストレスや情動を処理する大脳皮質から、身体の自律神経(交感神経)を制御する領域へストレス信号を伝達する神経伝達路が発見されました。
これは、理性・情動・身体反応をつなぐ回路として世界で初めて明らかにされたものです。
この発見により、心(理性・情動)の状態が、体(身体反応・血圧・温度)へどのように伝わるのかが、神経回路レベルで解明されつつあります。
理性のエネルギーが未来へ、本能のエネルギーが安全へと向かう——その ズレが頭痛を生み、ストレス反応を強めます。
そして、それをつなぐ神経回路が科学的に発見された今、心と体の関係をより深く理解することができるようになってきました。
※これらを含めて、セルフケアの仕方を学びたい、プロとしてレベルアップしたいという方は、トータルバランス美容オンライン育成スクールをご活用ください。
最後に、日常生活でできる簡単な対策を以下にまとめてみます。
・深呼吸で古皮質のエネルギーを一時停止
・意識的に体に戻る(身体感覚を見る)
・休憩でエネルギーのバランスをリセット
新皮質 → 未来
旧皮質 → 過去
古皮質 → 今
この 3つの時間軸のズレが私たちの緊張・頭痛・不調を生みます。
だからこそー
「今この瞬間」に意識を戻す(マインドフルネス的思考)ことが一番のセルフケアなのです。
頑張り屋女子/女性の皆さま、
頑張り過ぎに気を付けながら、それぞれのペースを大切にして、一緒に一歩一歩前へ進んでいきましょう。
私も自戒の念を込めて『気』を意識し、今後もより良い仕事創りに取り組んでいきたいと思います。