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富良野グループ 非言語コミュニケーション 立場と振る舞いの関係性

2020/09/30

―コミュニケーションにおいて大切な事―
今回、社長と一緒にセミナーに参加してきましたので、その内容を少しですがお伝え出来たらと思います。
身体を変えると相手との関係性も変わり、そして自分自身の気持ちも変わります。

講師は富良野グループの久保隆徳先生でした。

 

富良野グループ 非言語コミュニケーション 富良野グループ 非言語コミュニケーション 久保先生プロフィール http://www.ankh-jp.com

富良野グループ 非言語コミュニケーション 久保先生プロフィール

皆様、こんにちは。
この度あんくの事業企画室に配属となりました、ケアリストの福山です。

 

先日、経営者の学び団体である中小企業家同友会の中の「共育委員会」によるセミナーが開催されました。

経営者は役者たれ!

ステータス」立場・関係性の変化によって、身体の変化と日常の態度 振る舞いを知る

 

まず前提として、言葉がコミュニケーションに占める割合は思っているより少なく、非言語(姿勢・立ち居振る舞い)による部分がいかに影響するかということがあげられます。

そしてステイタス(ここでは立場のことを意味します)の高さにより、非言語(姿勢・立振る舞い)の部分は大きく異なるようです。

高いステイタス(権限のある立場)にある方々は、身体が開いており、声も大きく、相手の目を見ることができます。
一方低いステイタス(相手に委ねる立場)にある方々は、身体が縮こまり、首が緊張することで言葉を噛み、声も小さく、相手の目を見ることを避けてしまいます。

セミナーでは実際に、高いステイタスに特徴的な姿勢・立ち居振る舞いと低いステイタスに特徴的な姿勢・立ち居振る舞いを演じ、どう感じるのかを体験しました。
また、全員が相手の立場を思いやることで円滑に進むゲームを、最初はその旨を聞かされずにルール説明のみで挑戦し、相手のことを考えることで上手くいくコツを知って挑んだ2度目とで、その違いも体験しました。

 

富良野グループ 非言語コミュニケーション 倉本聰さんの言葉 http://www.ankh-jp.com

富良野グループ 非言語コミュニケーション 倉本聰さんの言葉

 

ところで、スマートフォンを操作している時の姿勢は身体が丸まってしまい、実は低いステイタスに特徴的な姿勢になってしまっていることにはお気づきでしたか?
萎縮して自己否定に陥ってしまっている方は特に、身体をしっかり開き、姿勢を2分変えてみるだけで、自ずと気持ちも変わってくるそうです。

まずは形から、姿勢よく力に満ち溢れたフリをしてみて、例え最初は気持ちが伴わなくても、続けていくことで、いつかは中身も伴った本物にしていけると。

気持ちが伴わないのに力に満ち溢れたフリ(演じる)など出来ない、と考えてしまう方も多いでしょうか

実際に私も、セミナーの場で演じることはなかなか難しかったです。

もっとラフに、演じることは服を身にまとうのと同じ感覚で捉えてみると良いそうです。
特に感情労働者などは、仕事で感じるプレッシャーやストレスを家に持ち込んでしまうことも多いようなので、仕事の時は仕事用の服を身にまとい家に帰れば仕事用の服は脱いでしまうという感覚で、家にストレスを持ち帰らずにON/OFFを切り替える事が大切とのことです。

 

今回のセミナーで一番印象に残ったことは、コミュニケーションにおいて「伝る」(主語:自分)ことより「伝る」(主語:相手)ことが大切であるということです。
一方的な「伝える」が強すぎると、相手へ与える圧も強くなり、萎縮させてしまいます。
高いステイタスにある方が誰かにお願いごとをする際は、自分を低いステイタスにもっていき、相手と同じ又は低いところに視線をもっていくと上手くいくそうで、相手によって自分のステイタスを変動させることも、時には大切なようです。

今回は経営者向けの内容であったため「伝える」(主語:自分)が強くなる傾向にある前提のお話で、確かに自分も「伝わる」ことへの意識が足りていないと感じました。
しかしそれは「伝える」(主語:自分)が強いというより、そもそも他人のことは分からないし自分のことも分かられることはないと考えているためか、「伝える」ことへの意識も弱く、「伝える」が弱すぎることによっても「伝わる」に至らないのだろうという気付きでした。

セミナーの最後に、まとめとして以下の4点があげられました。

・自分のステイタス(立場)に合った振る舞いや接し方ができているか
・相手が自分に対してどのような振る舞いや接し方をしているかを知る
・平等の関係性とはステイタスをうまく交換し合える関係
・身体を変えると相手との関係性も変わり、そして自分自身の気持ちも変わる

皆様もこのことを意識して、職場や家庭など様々な場で活かしてみてはいかがでしょうか。

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